●シナリオ概要
今日はたのしいたのしい三連休の一日目。
あなたは大切な人と出かける予定だ。
それはきょうだいかもしれないし、大親友かもしれないし、もしかしたら恋人かもしれない。
大切な人と過ごす一日はきっと素晴らしいものとなるだろう。
●キャラ作成について
共鳴者について
特に制限はなし。前作からの継続でも問題ないし、新しく作成しても良い。
DPCについて
共鳴者と親しい間柄であること。
共鳴者との関係性については、お互いのことを親しく思っていれば同級生でも先輩でも後輩でも恋人でも元恋人でも実のきょうだいでも血の繋がっていないきょうだいでも構わない。
それ以外は普段のキャラ作成と変わらないので、PLに作成を任せても構わない。
いずれにせよPLが楽しんでセッションを行えるようなDPCを作成するのが望ましい。
PCについてもDPCについても学年に関する制限がなくなったのみで、後は基本的に前作と作成条件は一緒である。
以下、DLをされる方のみ閲覧を行ってください。
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●真相
並行世界のPCはシナリオ開始前に死んでいる。
そのことを受け入れなかった並行世界のDPCは「どんな形でもいいからもう一度だけPCに会いたい」と願った。
その願いを「怪異:転生の神」が聞き取り、PCを並行世界へと連れてくるためにトラックを使用した。
PCは何も知らないまま並行世界のDPCと出会うことになる。
その後、並行世界のPCが死んでいることを知ったPCが取る行動とは。
シナリオの流れとしては三連休の一日目(シーン1~4)(元の世界)→三連休の二日目(シーン5~シーン9)(並行世界)→三連休の三日目(シーン10)(元の世界)といった感じです。
・怪異:転生の神
対象を別世界へと転生させることができる神。転生させる際にはトラックを使用する。
別世界へと転生した者は以下の「チート能力」を手に入れる。
チート能力:研ぎ澄まされた感覚
1d8+2のダイスを振り、出た目の数だけ<聞き耳><*知覚>にダイスボーナスを与える。
この怪異は公式ルールブックの「転生トラック」を一部改変したものである。
●登場NPC
・DPC
PCと親しい人物。性別、性格、容姿等はDLにお任せする。DLがロールプレイしやすいキャラにすること。
並行世界のDPCも基本的にほとんど同じ行動をするが、連れてきたDPCによっては態度を変えるなどして違和感を強調しても良い。
・友人NPC
PCとDPCの共通の友人。性別、性格、容姿等はDLにお任せする。
並行世界でPCがすでに死んでしまっていることを伝える役割を持つ。
必要に応じて友人ではなく、上司や同僚、担任の先生などに変えてもよい。
・転生の神
今回の怪異。性別は神なのでない。性格は慈悲深いが神なので価値観は人間と異なる。容姿はDLにお任せする。
並行世界の真実について語り、PCを元の世界に帰す役割を持つ。
●共鳴表について
本シナリオでは共鳴判定をほとんど行わないため、共鳴表を使用しないものとする。
●シナリオ本文
・シナリオ前半 一日目
シーン1 自宅
朝です。おはようございます。
前作同様、このシナリオは朝、PCが目を覚ますところから始まります。
今日は三連休の一日目ということもあり、楽しみでわくわくであるということを強調していきましょう。
DPCとの待ち合わせ場所に向かうまでorDPCと共に家を出るまでを描写したら次のシーンへ。
シーン2 お出かけ
このシナリオのメインパート……となりますが、ここはDLの裁量に従って自由に描写していただいて構いません。
遊園地なり水族館なりゲームセンターなりショッピングモールなりカラオケなりお好きな場所へどうぞ。
シーン数としては午前に2シーン、お昼ご飯、午後に2シーン程度がちょうどいい尺になるでしょう。時間の許す限りDPCとのお出かけを楽しんでください。
シーン3 友人NPCの登場
お出かけの最中に友人NPCを登場させてください。
話す内容としては何でもいいです。「こんなところで奇遇だね」とか「休日にデートだなんて仲がいいんだね」とか。
シーン4 トラックの登場
あなた達が楽しい休日を過ごしていると、(トラックの画像を見せながら)突如目の前にこのようなものが現れます。
PCとDPCが手をつないでいたりする場合、何とかして二人の手を離すなりPCがDPCを突き飛ばすなりして「PCだけがトラックにぶつかる」という事象を起こすこと。
また、トラックにぶつかった辺りで一旦休憩を入れることを推奨する。(ちょうどこのシナリオの半分なので)
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あなたはトラックに衝突した。その瞬間、あなたの意識はあっという間に暗闇へと沈んでいった。
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・シナリオ後半 二日目
シーン5 夢
必ず、以下の描写を入れるようにする。
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あなたは今、霧のかかったような場所に立っている。
夢の中で、誰かに一方的に話しかけられている。
「ああ、どうやらうまくいったみたいだね。突然こんなことをしてすまなかった」
「キミはまだ死んじゃいない。今はただ、目が覚めた時に目の前にいる相手に優しく振る舞ってほしい。お詫びとして、キミには特別な能力を授けるから」
「後に全てを知ることになるだろう。その後で、どんな選択肢を取るか……それはキミ次第さ」
―――
(DL向け情報)ここで話しかけているのは転生の神です。特別な能力とはチート能力のこと。
ここからシーン9までは並行世界の話となる。
シーン6 二日目
基本的には一日目のシーン1~シーン2と同じですが、以下の点が異なります。
・携帯電話、スマートフォンの類は持っていない。
・目が覚めた時からDPCがいる。
並行世界のDPCもまた、転生の神から話を聞かされている。しかし現時点ではその秘密を表に出すことはない。
・その他、多少の矛盾点は生じると思うがそこは転生の神が「つじつま合わせをした」ということにしても良い。(このシナリオのメインとなる部分はそこではないので)
状況としては違和感を抱きつつも「目が覚めた時に目の前にいる相手に優しく振る舞ってほしい」という言葉に従いDPCと過ごす……と言った感じとなるでしょう。
2日目のおでかけについても午前に2シーン、お昼ご飯、午後に2シーン程度がちょうどいい尺になるでしょう。
シーン7 並行世界のPCを知る
シーン3に登場させた友人NPCを再び登場させてください。
「どうしてここにいるんだ?」
「君はもう死んでしまっているんだ……」
以上のことを友人NPCは戸惑いことながら話す。
そのことを話されたDPCはPCを墓場へと誘導すること。
シーン8 墓場
―――
DPCは墓場まで来ると、やがて一つの墓標にたどり着く。
そこにはPCの名前が刻まれていた。
―――
ここでDPCから改めて、並行世界のPCがすでに死んでしまっていることを告げる。
軽くRPを交えた後に<聞き耳>もしくは<*知覚>で判定を行い、成功失敗問わず以下の共鳴判定を行う。
共鳴判定(強度 5/上昇 1) 共鳴感情:本能(欲望)
<聞き耳>もしくは<*知覚>に成功していた場合
「全てを知ったようだね、近所に神社があるからそこまで来てくれるかい」とはっきりと聞こえる。
<聞き耳>もしくは<*知覚>に失敗していた場合
「……近所の神社に……」とはっきりではないが聞こえてくる。
処理の後、DPCと共に神社まで向かわせること。
シーン9 別れの時
―――
神社へ向かうと、そこには宙に浮いた男が1人いた。
宙に浮いていることから、それが人ではなく人智を越えたものであると自然にあなたは認識するだろう。
―――
ここでは転生の神と会うことになる。
転生の神からは「並行世界について」「PCが別世界から連れてこられた存在であること」「それは一時的なもので、話がついたら元の世界に戻すこと」の3点を告げること。
以上の3点を述べたタイミングで「積もる話もあるだろうから、僕は神社の奥で待っているよ」と言って転生の神は神社の奥へ進んでいく。
並行世界のDPCと別れの挨拶をする。
並行世界のDPCにとってはPCと話せる最後の機会なので、時間の許す限りRPをすること。
別れの挨拶が終わったら、神社の奥へ進む。
「僕からも礼を言わせてもらうよ、ありがとう」
「キミを元の世界に帰す。準備ができたら目を閉じてくれるかい」
―――
目を閉じると辺りに轟音が響き、あなたの意識は再び暗闇に沈んでいった。
―――
シーン10 再会
―――
あなたは病院の一室で目を覚ました。目を覚ますと、心配そうな顔でこちらを見つめているDPCと目が合った。
―――
並行世界に行っている間、PCは元の世界では抜け殻のようになっていた。そのため元の世界のDPCもPCのことをとても心配していたでしょう。
元の世界に戻ってきたことに安堵しつつ、PCに対して気を遣うように接するといいでしょう。
RPを交えた後、エピローグへ。
エピローグ
あなたは無事に大切な人と再会することができました。しかし、それはもしかしたら奇跡のようなものなのかもしれません。
そしてあなたは、別世界にいるもう一人のDPCに思いを馳せながら日常へと戻っていくのでした。
●あとがき
PLさんには二日間思いっきりDPCとのデートを楽しんでいただければと思います。
前作同様、とにかくアドリブが多いシナリオなので描写は最低限に留めました。