エモクロアTRPGシナリオ おきられないこは わたし

●シナリオ概要

朝、目を覚ましたはいいものの、ものすごく眠い。そんな日もありますよね。

それはきっと、オバケの仕業なのかもしれません。

はたしてあなたはオバケを退治して無事に目を覚ますことができるだろうか……

●キャラ作成について

特に指定はありません。強いて言うなら引きこもりだとちょっと進行が大変かも。

推奨技能も特にありませんが、ベース技能の格闘と自我は高い方がいいかもしれない。

以下、DLのみ閲覧可能。

●真相

怪異:イタズラオバケ三人衆「ネムイ」「ニドーネ」「オキナイー」はイタズラするのが大好き。今日も目を覚まそうとしている人の元にやってきて「二度寝しようよ」と迫ってくる。あなたはオバケを退治して起きなければならないのだ。

●共鳴表について

このシナリオでは基本的に共鳴表を振ることを想定していないが、もし振ることになった場合は出目に関わらず、汎用共鳴表:伝承タイプの「霊感獲得」を採用すると推奨する。

●シナリオ本文

―――

朝です、おはようございます。おや、今日はおでかけですか。いいですねえ。

しかし何だかとっても眠いです。なぜだろう。

―――

その日、共鳴者は何らかの理由で朝からお出かけする予定があった。それは友達と遊びに行く予定かもしれないし、恋人とのデートの予定かもしれない。

いずれにせよ、目覚まし時計をかけて起きる準備をしていただろう。しかし、事前にかけておいた目覚まし時計を止めて目を覚ましても、ものすごく眠いのだ。

この時点で布団やベッドから出ることはできない。

一言二言ほど、ロールプレイをした後に以下の描写を挟む。

―――

あなたは目を覚ますのをやめて、目を閉じてしまう。おやすみなさい。

「まだ寝ようよ」

「二度寝しようよ」

「起きないでいようよ」

―――

夢でも見ているのだろうか。耳元でそんな声が囁かれる。

目を開くと、そこには三匹のオバケ「ネムイ」「ニドーネ」「オキナイー」がいた。

共鳴判定:強度5/上昇1 共鳴感情 怠惰(欲望)

ここで陽気なオバケのイラストでも用意して楽しげな雰囲気を出そう。

共鳴判定の成否を問わず、少しの間オバケとの対談(?)を楽しむ。夢の中なので自由にシーンを演出して構わない。ファミレスとか行ってもいい。

お出かけの時間が迫っているって?ちょっとくらい遊んでいってもいいじゃないですか。

しばらく遊んだ後、以下の描写を挟む。

―――

おっと、寝ている場合じゃありませんね。あなたは今日お出かけする予定があります。

そのためには目の前のオバケを退治する必要がありますね。

さっさとやっつけて目を覚ましましょう。

―――

イタズラオバケ三人衆との戦闘に入ります。

戦闘処理はエモクロアのルールブック準拠。

制限時間は10ラウンド。

☆イタズラオバケ三人衆 HP9

・惰眠への誘い

 <*自我>で判定。失敗でMPが1減少する。

戦闘難易度を下げるならば、ダメージを与えるたびに「目が覚めてきた」ということにしてダイスボーナスを与えても良い。

また、オバケを満足させる、オバケを説得する、という意味合いで他の技能を振り、HPを減らした……という扱いにしても良い。<ディベート><芸術:楽器演奏>など。

<*格闘>だけだと時間がかかるので……

10ラウンド経過する前にオバケ三人衆のHPを削り切った場合→エンディング1へ

10ラウンド経過するか、PCが【失神】してしまった場合→エンディング2へ

☆エンディング1「おきれたこは わたし」

あなたはオバケを退治し、無事に目を覚ますことができました。時計を見ると、{かかった戦闘ラウンド数}分の寝坊で済んだようです。今日も元気に、行ってらっしゃい!

ロールプレイを挟んで家を出たところでシナリオ終了。

☆エンディング2「おきられないこは わたし」

「いっぱい遊んでくれてありがとう!」

「それじゃあ、ゆっくりお休み」

しばらくした後に、あなたはようやく目を覚ます。時計を見たあなたは驚くでしょう。{1D10×10}分も寝坊してしまったようです。これは大変です、急いで支度をしなければ!

ロールプレイを挟んで慌てて家を出たところでシナリオ終了。

●あとがき

……ということで、エモクロアにおける戦闘のチュートリアル的なシナリオを書きたかったのでした。30分もあれば終わると思うので何かのシナリオの前日譚とか後日譚とかによかったらどうぞ。

ちなみにタイトルは某絵本をリスペクトしております。

オバケって案外、日常的にいるものだと僕は思います。いいやつも、わるいやつも。