執筆日:2026/10/9
プレイ時期:2026/1~2026/2
こちらからほぼ引用しております。




紹介ページはこちら。
4回に分けて書いておりますがここを読む人はたぶんクリアしている人だと思うので大丈夫でしょう。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
―――――
やりこみ具合:スタッフクレジットを見たところ。各種やりこみ要素は中途半端に止まっている
1.今作は「マリオストーリー」や「ペーパーマリオRPG」のシステムをベースとしたアクションRPGです。数十分プレイすれば分かりますがゲームシステムがほぼ一緒です。仲間とフィールドを探索したり、戦闘でアクションコマンドを使ったり、バッジで強化したりといった点がほぼ一緒。ほしのかけらみたいなアイテムもあるしレベルアップのたびに選べるパワーアップも一緒。
違う点は主人公のフリントがめっちゃしゃべるし(いい意味で)主人公らしからぬ発言が多い。この点はどことなくバンカズとかに近いかも。
ヒロイン(?)のティンダーはツンデレでドラゴンでちっちゃくなっていて、と属性過多でわろたって感じです。
第一章で加入するウォルフは陽気で愉快なやつですが攻撃が防御無視だったり楽器を鳴らすと色んなことができるのでかなりハイスペック。楽器でコマンド入力して曲を演奏するの、時のオカリナやんけ!!!!!
世界観は絵本の世界が現代社会に乗っ取られた風でなかなかにダークな感じ。3匹のこぶたが建築会社建てていたり、それに対して労働者がストライキ起こしていたりといった感じ。
3匹のこぶたのボス戦がカゲ3人組+バッテンダーロボ風味だったのとBGMがめっちゃよかった。
あと章によって通常戦闘のBGMがアレンジされるのはSwitch版ペパマリのリスペクトかな?いいですねえ!!!
気になったのはフリントのバックラーのアクションコマンドが基本攻撃の割に難しいのと、全体的に雑魚敵がちょっと強め(防御持ちが多い)辺りかな~。インディーズゲームなのもあって難易度はちょっぴり高めですね。普通に謎解きで詰まったりしてます。
あと、日本語訳が難しいからしょうがないんだけど、バッジとかアイテムの名称が「ガツーンジャンプ」とか「ニゲテモモラーウ」みたいな「それっぽい日本語」じゃないのが惜しいなあと思ってしまう。
ただ、こちらの回復手段も充実しているし、フリントを引っ込めて仲間2人で戦うこともできるので戦略練るの結構楽しいです。
技が強化できるのもペパマリにはなかった要素なのでそこはちょっと斬新。
2.まさか急にクトゥルフ神話TRPG始まると思っていなかったよ!!!!!オイ!!!!!(キャロカゼは一時期めっちゃTRPGをやっていたのでぶっ刺さった)深きものとか出てきてテンション上がっちゃったよ!!!!!
内容もガチガチで怖かった……と思いきや最後の最後でホームズとクトゥルーが結ばれているとか「そんなことある???」という終わり方でビビった。
新しい仲間のエヴァもこれまた複数の能力持ちでびっくり。仲間の数が少ない分、個々のスペックが高いのだわ。(逆に炎しか吐けないティンダーがしょぼく見えてきた……)
クトゥルフと言えば恐怖ということでうまくゲームシステムにも落とし込んでいてよかった。クトゥルー戦面倒だったけどね~。
ダクスターの一連のくだりは完全にマリオストーリーの「ふじみのドガボン」のオマージュでしたね。さすがに心臓が本体ってところまで再現されたら笑ってしまいます。
ただ、原作よりもやっぱり戦闘が全体的に難易度高めですね。原作が小学生向けであることを踏まえるとこっちは「20年前、当時小学生だった人達向け」な気がします。特にダクスター戦は1回アクションコマンドミスっただけで全滅の危機まで追い詰められたので……
フリントもようやく主人公らしい火力が出るようになったし、パーティバランスがいい感じですね。
あとサブイベントでウォルフの攻撃力強化されると思っていなかった。これは今後もこまめにサブイベントやった方がいいな……。
サンジェムの交換でスバヤクカワールみたいな効果のバッジを入手してからはずっとつけてます。相変わらず強いのう、このバッジ。まあボス戦だと3ターン以上かかっちゃうから雑魚敵限定な感じではありますが。
あと、エバーアフター内で行けるところがどんどん増えていく感じも原作っぽくていいな~と思います。やっぱりアクションコマンドを新しく覚えるたびに「ここ行けるようになっている!」「このアイテム取れるようになった!」という喜びを感じるのがこういうゲームの醍醐味ですからね。
3.フリントやティンダーの性格や外見はどこまでが自分の意志でどこまでが作られた存在なのか……ここら辺の伏線はクリアするまでに分かるのかなあ。
三章で新たに加わった仲間「パッチ」が非常に有能で一撃のダメージが「4」だし硬いしつよつよですね。今までのフィールドにあったヒビ割れの箇所を破壊してアイテムを入手できるのテンション上がりまくりでした。
ストーリーはぺパマリの「もえよ チャンピオン」のように敵チームに名前がついていたりマリオストーリーのジャンボル島やグツグツ火山みたいなところ進むし火山の脱出とか露骨だなあ!と思いました。ラストのボス戦でコロコロ背景が変わるのはペパマリのコルテス戦やペケダー戦を思い出しましたね。ちょうどトロピコアイランドともシチュエーションが被っているし。
しかし、3匹のこぶたやトロールの再登場にはびっくりでしたねえ。
黒幕っぽいCEOが出てきたりどんどんストーリーが面白くなるのと同時に戦闘の難易度も上がってきました。結局アタックプラスで攻撃上げてごり押しするのが一番だよね。
次がもうラストステージな雰囲気がするけど、さすがにまだもうちょっと続くよね……?五章が最後な気がする……けど四章が明らかにクライマックスな雰囲気がする……分からなーい!
とりあえず右肩上がりにストーリーが面白くなっていっているのでわくわくです。
4.いやもうね、ミスター・ムーンですよ。
最初は「ブラック企業にいがちな上司」みたいなムーブをしておきながら四章終盤でその真相が明らかになる展開、王道で最高でした。スターラもまたいい味出していた……
ボス戦がペパマリのバツガルフ(バリア所持)+クッパ(強力なお供)の要素がある辺りも抜かりないですね。
そしてラストダンジョンで今までの敵キャラの強化版が一斉に登場する展開めっちゃ熱い。そして「予算削減」という名でむちゃくちゃする展開も好き。
ラスボスは予想通りの相手だったしラストの展開は途中からなんとなーくわかるものになっていたけど、やっぱり王道が一番いいですね!……と、このゲームに限ってはそんなことを繰り返し言うとCEOがなんて顔をするか……。
CEOもまた、一つの正義というか信念がありつつもちゃんと悪役をやってくれたのでそこは嬉しかったですね。
我々もいつか終わる運命にありますし、生まれた環境によって性格とか考え方とか変わるし、その上で今は自分の意志で動いているわけだし、この物語のキャラクター達と変わらないのかもしれない、なーんて思いました。
そしてラストはハッピーエンドで終わる辺りが洋ゲーっぽいなー。そのままスタッフロールをため息つきながら終わるまでずっと見てました。良質な物語だった……。
やっぱりラストバトルは今までのキャラクターが助けに来てくれる演出が最高なんですよね。
今年も最高のインディーズゲームに早い段階から会えてとても幸運です。
